サイトをAIで作り直す
散らかったサイトを、AIと一緒に診断して直す。やった手順と失敗の実録
- 順位がある記事に触る前に測る|獲得KWを先に取ってから直す手順 散らかったサイトを作り変える途中で、「このページは公開基準に違反しているから直す」「サイトの方針に合わないから書き換える」と判断する場面があります。手が速い人ほど、ここで事故を起こします。
- サイトマップとインデックスの復旧を、毎週同じスクリプトで答え合わせする サイトマップを登録し直したあと、「Googleがちゃんと読んでくれているか」「発見されていなかった記事がインデックスされたか」を目で確認し始めると、毎週同じ画面を同じ順番で見る作業が増えます。見るのを忘れた週があると、取得が止まっていても気
- テーマ移行の残骸をAIで洗い出す手順|ホワイトリスト方式で見落としを防ぐ WordPressのテーマを乗り換えたあと、記事を開くと空のボックスが出ていたり、吹き出しが素のテキストで並んでいたりすることがあります。旧テーマが用意していた独自ブロックやショートコードが、本文のHTMLにそのまま残っているのが原因です。
- 孤立URLとパーマリンク衝突を潰す|台帳の外で記事が暴れないようにする AIにサイトの修正を任せても、AIが見ている台帳の外にURLが存在していると、そのURLは誰からも直されません。順位は落ちていて、クリックは流れているのに、誰も気づかない状態です。 結論から書きます。AIにサイトを任せる前に、台帳と現実のU
- 重複記事を301で統合する手順|退避・転送・ゴミ箱・検証を自動化する 同じテーマの記事が2本あって、どちらも中途半端に順位を取っている。削除していいのか、残すならどちらか、迷って手が止まる。これは大規模修正のうちでも、最初に片づけたい構造の問題です。 結論から書きます。重複記事は、残す側を1本に決め、消す側は
- 散らかったサイトの診断:どこから手をつけるかを決める【まとめ】 引き継いだサイトを前にして、最初に悩むのは「どこから手をつけるか」です。目についた記事からリライトを始めると、あとで統合して消す記事を磨いていた、ということが起きます。順位の低い記事から磨いても、原因が構造側にあると数字は戻りません。 結論
- 計測の土台を確かめる|Search ConsoleとGA4の認証切れで判断がぶれる前に 診断を始める前に、Search Console と GA4 のデータが「今日の状態」で取れていることを確かめます。この確認を飛ばすと、どの記事から直すかの判断が、何週間も前のデータで固まったまま動きます。 結論から書きます。計測の土台は、認
- サイトの収益源を金額順に並べると、一番大きいものが計測されていなかった 引き継いだサイトの「今の実力」を見ようとして、ダッシュボードやアナリティクスの数字から読み始めると、サイトの事業規模を実際より小さく見積もります。並んでいる数字は、計測されているものだけだからです。 結論から書きます。サイトを診断するときは
- SEO監査ツールの警告を件数順に直してはいけない理由|重さと量を分ける SEO監査ツールをサイトに繋ぐと、警告の一覧が出ます。件数の多い順に並んでいるので、普通ならそこから着手します。この順番で進めると、価値の無い大量のページを直して、本当に重い1件を見逃します。 結論から書きます。監査ツールの出力は入口であっ
- ゼロクリックを代理指標で測る|AI検索に消える語を書く前に見分ける AI検索(Google の AI Overview など)が検索結果の上に答えを出すようになり、クリックされないまま終わる検索が増えています。GEO(AI検索に拾われるための対策)の記事を書くとき、最初に困るのは「この検索語は、AIが答えて
- 「〇〇とは」の検索がAIに奪われる時代の書き方|AI検索に引用される側に回る 「〇〇とは」で検索されたときに、AI OverviewやChatGPTが答えを先に表示して、記事がクリックされなくなっています。長文の定義解説で勝負しても、クリックは戻りません。 結論から書きます。knowクエリ(意味・定義を知りたい検索)
- AIで自分のサイトのVRIO分析をして堀と詰まりを出す手順 サイトを直す順番を決めるとき、「どの記事を直すか」の前に、そのサイトの強みがどこにあって、何が詰まっているかを見ます。ここを飛ばすと、強みのない領域に労力を注ぎ、本当の詰まりを放置します。 結論から書きます。VRIO分析をAIにやらせると、
- AIに任せる範囲・人が決める範囲|委任を間違えると初動が止まる サイトの作り変えをAIに任せようとして、最初に止まる原因はAIの性能ではありません。多くの場合、人が握るべきものと、AIに握らせるべきものの線が引けていないことです。 結論から書きます。AIに渡すのは「労働」ではなく「判断の大半」です。人に
- 順位に依存しないサイト復活オーディット|7項目の減点でリライト対象を決める 散らかったサイトのリライト対象を、検索順位やCTRの低い順に選ぶと、磨いても戻らない記事ばかりが上位に並びます。順位が低い理由は、構造の欠落・内部リンクの不足・結論の遅さなど、記事側の「欠けている要素」であることが多いからです。順位は結果で
- 全記事のSEO健康診断をAIで回す|数えられる問題だけを機械で見る手順 診断の最初に、全記事に共通する「数えられる問題」を一度で洗い出します。目で見て回ると、記事が多いほど見落としが増えます。 結論から書きます。健康診断はAIに文章を書かせず、プログラムで数えられる項目だけを機械でチェックします。メタディスクリ
- 数字の集計単位と鮮度を確かめてから判断する|AI診断の前に必ず見る2点 散らかったサイトをどこから直すかを判断するとき、最初に見るのは数字です。ところが、同じ「クリック数」でも、どのツールから、いつ取ったかで値が大きく変わります。ここを確かめずに前月比を出すと、実際には横ばいの指標が「2倍近く伸びた」ように見え
- GSCとGA4のデータをAIに取らせる|診断の土台をライブで供給する手順 散らかったサイトの診断を始めるとき、最初に用意するのは Search Console(GSC)と Google Analytics 4(GA4)のデータです。管理画面を開いて CSV をダウンロードして AI に渡す運用でも始められます。た
- AIに任せる前にそろえる9つの準備|最初の1週間でやること【まとめ】 上司から「このサイトを上から順にやっていって」とサイトを渡された初日に、どこから手をつけるかを書きます。 結論から書きます。最初の1週間は、記事を直すのではなく、AIに任せる前の「前提」を9本分そろえます。前提がファイルとして置いてあれば、
- 仕事用と個人用でAIのアカウントと情報を分ける|混ざらない作業環境 AIに仕事と個人の両方を手伝わせていると、言葉の上では分けているつもりでも、AIから見れば同じディスクに置かれた同じ種類のファイルです。名前を見ても、どれが仕事でどれが個人かはAIには判別がつきません。 結論から書きます。AIに仕事と個人の
- 動いている自動処理を一覧にして、止まっても誰も気づかないものを探す|引き継ぎ初日の棚卸し 上司から「このサイトを上から順にやっていって」とサイトを渡された初日に、何から手をつけるかを書きます。 結論から書きます。最初にやるのは、前任者のヒアリングでも、画面を上から眺めることでもありません。サーバーで実際に動いているスクリプトと定
- AIに複数サイトの情報を混ぜない|アカウントとフォルダで分ける手順 AIに仕事のサイトと自分のサイトの両方を任せていると、気づかないうちに片方の情報がもう片方に流れ込みます。勤務先の記事に自分のサイトのルールが適用されたり、自分のサイトの作業記録に勤務先の固有名詞が残ったりします。 結論から書きます。AIに
- AIのコストを抑えるモデルの使い分け|最新・最高級に寄せない判断の基準 AIで記事を直す仕組みを回していると、課金が思ったより伸びます。多くの場合、原因は作業量ではなく、全部の作業を最高級モデルで走らせていることです。 結論から書きます。モデルは「新しいから」「上位版だから」で選ばず、作業ごとに決めた合格点を満
- AIで書く役と検査する役を分ける|同じAIが書いて検査すると見逃す AIに記事を書かせて、同じAIに「問題がないか確認して」と頼むと、ほとんどの場合「問題ありません」と返ってきます。それでも公開してみると、根拠のない主張や、前の指示と矛盾した構成が残っています。 結論から書きます。AIに記事を書かせるときは
- AI作業の失敗ログを残す仕組み|設計だけでは続かない記録のつくり方 AIにサイトの作業を任せていると、「何が動いたか」「何が止まったか」「どこで判断を変えたか」が、セッションの終了とともに消えます。あとから振り返ろうとしても、残っているのは成果物だけで、途中の判断は手元にありません。 結論から書きます。作業
- AIが「もう公開済みですよ」と間違える原因|全記事の一覧を本番から毎回引き直す AIにサイトの修正を任せていると、「この記事、もう公開されてませんでしたっけ?」とこちらが毎回訂正する状況が起きます。原因はAIの注意力ではなく、AIが見ている台帳が古いことです。 結論から書きます。全記事の台帳を1枚作り、それを本番のサイ
- AIにWordPressを操作させる準備|REST APIの最小構成と事故を防ぐ3つの型 AIにサイトを直接直させるには、AIからWordPressを読み書きできる経路が要ります。この記事では、REST APIで繋ぐ最小構成と、公開のときに起きる事故を防ぐ3つの型を書きます。 結論から書きます。AIにWordPressを操作させ
- サイトに必要なのは大規模・中規模・小規模どの修正か|AIで診断して順番を決める手順 散らかったサイトを直そうとすると、最初に「どこから手をつけるか」で迷います。目についた記事からリライトを始めると、あとで統合して消す記事を磨いていた、ということが起きます。 結論から書きます。修正は規模で3つに分け、大規模 → 中規模 →
- AIにリライトさせると記事が薄くなる理由と、小さな作業に分けて直す手順 AIに既存記事のリライトを頼んだら、記事が短く、薄くなった。そういう経験があるなら、原因はAIの性能ではなく、頼み方の枠組みにあります。 結論から書きます。AIによるリライトは「全文の書き直し」ではなく「外科手術」として頼みます。記事を丸ご
- AIにSEOを任せる前に渡す4つの前提|細かいプロンプトより先に用意するもの AIにサイトの修正を任せて、思ったように動かないとき、多くの人はプロンプトを細かくします。私も最初はそうしていました。 結論から書きます。AIが正しく動くかどうかは、プロンプトの細かさではなく、AIに渡している「前提」で決まります。渡すのは